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JCM案件 日経新聞掲載のお知らせ


登録日:2020-06-05 17:48:27

当社は、環境省が実施する 2019 年度 「二国間クレジット制 度 Joint Crediting Mechanism : JCM資金支援事業のうち設備補助事業(*)」の案件公募に代表事業者として採択され、事業を推進しておりますが、本年6月4日付「日本経済 新聞(地域経済)」に本件が掲載されましたので、お知らせいたします。
本案件は、当社が AURA Green Energy 株式会社と共に、カンボジア国内 において、1MWの太陽光発電と0.5MW のバイオマス 発電を併設した1.5MW 規模のJCM初のハイブリッド発電設備を建設し、現地精米所に発電電力を供給するものです。
対象国であるカンボジアにおける温室効果ガスの削減、日本国のGHG削減目標達成へ の貢献を目的とし、カンボジア政府と日本政府の協力の下で実施されます。
今後も、グリーンエネルギー事業を通じて、現地電力ニーズに応えると共に、地球環境 保護、持続可能な脱炭素化社会(SDGs)の実現に貢献してまいります。

【掲載要旨】カンボジアで普及目指す、もみ殻+太陽光で発電 


・カンダール州でのハイブリッド発電プロジェクトは、二酸化炭素(CO2)排出量を 世界規模で削減するため環境省が用意した「二国間クレジット制度」に採択され、年間約 1,800トンCO2排出量を削減する計画 


・カンボジアの精米工場でもみ殻を使ったバイオマスと太陽光のハイブリッド発電を開 始し、発電した電力は精米工場で使い、同国の電力会社に販売する 


・この事業を軌道に乗せ、さらに同様のハイブリッド発電を増やしていきたい考えで、同国の環境当局もWWBやアウラ代表らと面会するなど事業に期待しているという 


2021 年の操業を目指し、同敷地内で日本の業務用食品卸会社などがカンボジア米を原料とした米粉麺(フォー)製造に乗り出す予定で、年間 100万食の生産目標、米粉麺製造工場のエネルギーとして、バイオマス発電の廃熱を供給する



【採択案件 概要】 


・対象国/カンボジア王国 


・案件名/カンダール州におけるバイオマス・太陽光ハイブリッド発電プロジェク GHG 


・排出削減量/1,881 tCO2/  


・代表事業者/WWB株式会社 


・共同事業者/AURA Green Energy 株式会社  Angkor Bio Cogen Co. Ltd 




(*)二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業とは 優れた低炭素技術等を活用し、途上国における温室効果ガス排出量を削減する事業を実 施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国における温室効果ガスの削減と共に、JCM を通じて我が国及びパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資す ることを目的とする。優れた低炭素技術等の初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。 


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